大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

認知症予防サークル「わっこ」でいちご大福を作りました

Hさんの特製白あん

1ヶ月前、Hさんに「先生、わたし白あんを作ってきますので、いちご大福をみんなで作りましょう」と言われ、このプログラムが実現しました🍓

1週間前に、作っていただいた白あんを受け取り(冷凍)、当日練って調整し、わっこに持って行きました。

小豆あんは作ったことがあるものの、白あんは未だ作ったことがないわっこの管理栄養士。ちょっと水分を飛ばしすぎたため、直前にまた調整。。あんこって難しい。

そして練った白あんの写真を撮り忘れてしまいました。残念…!

 

管理栄養士養成校から2名の学生も参加し、にぎやかにスタートしました。

栄養のプログラムですが、週1回のわっこなので、しっかりと体操も行います。

 

「なにをどれだけ食べたら良いの?」というお話もしました。

健康的な毎日を送るためには、からだの内側から調えます。

からだの内側=食。わたしたちは食べたものでからだが作られていますので、この軸となる部分をしっかりと、調える必要があります。

主食+主菜+副菜を組み合わせること。

「○○を食べると体に良い」とか「〇〇を制限する」という情報に惑わされず、主食と主菜と副菜をしっかりと組み合わせて食べることが基本です。

そして量。

主食(ごはん)は自分のグー(にぎりこぶし)1つ分

主菜(肉、魚、卵、大豆製品)はパー(手のひら)1つ分

副菜(野菜、海藻、きのこ、こんにゃく類)は両手1つ分

その他に1日1回は牛乳・乳製品、1日1回くだものを片手1つ分

食材は色んな食材をまんべんなく

これを身につければ、過不足なく食べることができます。

ね、わかりやすいでしょう?

 

1年に1回、確認をしたところで、楽しみしていたいちご大福作りです!

 

いろんな作り方がありますが、わっこの管理栄養士は和菓子職人から教わった鍋で作る方法にしました。

材料はとてもシンプル、白玉粉、水、砂糖を鍋に入れ、火にかけながら艶が出るまで練ってねって練りまくります(表現が乱暴ですが、実際はそんな感じ)(;^_^A

若い力を借りております。「さすが若いだけあるわね」と応援する人生の先輩たち。

 

上手にできました(^^♪

「こんなやり方なんだね」「家でもやってみよう」

「おいしいー!」

と皆さん大喜び。Hさんの白あんは甘さ控えめでとっても食べやすかったです。

あっという間に食べて大満足の皆さんでした(*´ω`)

 

「おいしい」は人を豊かにします。

おいしいをたくさん感じることができると、元気な毎日を送ることができるのではないかな、と思っています。

おいしく食べて元気に活動する!わっこに皆さん遊びにきてくださーい。