大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで臨床美術「バナナを描く」を行いました

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「バナナを描く」を行っているなつめの皆さんの様子

軽度認知機能障害回復プログラムなつめでは、第1週目に臨床美術を行います。

 

本日のお題はみんな大好きな「バナナ」です。皮を向いたらすぐに食べられて甘くておいしくてお腹が満たされるバナナ。なつめの皆さんの冷蔵庫には常備されているそうです。

 

このバナナを触り、手触りや匂い、色や形をしっかりと感じ取ってから描いていきました。

 

いつもは「絵を描くのが苦手!」というつぶやきが聞こえてくるのですが、なじみ深い題材だったからか、どんどん手が進んでいきました。

 

バナナの質感を出すのに、オイルパステルはぴったりの画材ですね。バナナをしっかりとみて、色を重ねていくと、それぞれみんな違った味わいのバナナが仕上がりました。

 

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最後にバナナを切り取ってコラージュし、英字新聞の切れ端で飾ります。

 

すると、バナナの作品がぐっとおしゃれになります。

 

この「バナナを描く」はフェリシモのお絵かきプログラムの1つです。「臨床美術に関心があるけどどこでやっているのかわからない。」という方、フェリシモのお絵かきプログラムは材料や道具がセットになっているので、届いてすぐにご自宅で臨床美術を体験することが出来るのでお勧めです。

 

*注:フェリシモの回し者ではありません。

 

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最後は鑑賞会を行います。どれもおいしそうで素敵なバナナですね。

 

軽度認知機能障害回復プログラムなつめは、新型コロナウイルス感染症に負けないよう感染対策を行いながら、楽しく実施しています。