大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

軽度認知機能障害(MCI)回復プログラムなつめで、「夏野菜の栄養」の話をしました

 

青空の中始まった7/10のなつめ。この日は夏野菜の栄養のお話をしました!

きゅうり、トマト、ズッキーニ・・・旬の野菜が出ていますね。みずみずしい新鮮な野菜を食べると疲れがとれ、幸せな気持ちになります。

 

旬とはf:id:ohyachi-hp:20190712144517j:plain

旬とは、ある食材が1年で最もおいしく、栄養価が高くなる時期のことを言います。旬の時期は栄養価が2~3倍にアップすると言われているんです。

 

 

夏野菜のチカラ

 

夏の野菜は「ぶらり野菜」。暑い夏に必要な水分とビタミン類が多く含まれ、体を冷やし、むくみをとり、暑さで弱った胃を刺激し消化を助けたり利尿を促したりする働きがあります。

夏野菜はカラフルなのが特徴です。濃く、はっきりとした色合いが多いその正体は、カロテノイド、ポリフェノールなどの天然の色素。

紫外線によるダメージから細胞を守ってくれる働きがあり、アンチエイジングにもおすすめです。

この天然の色素は「抗酸化栄養素」と言われています。抗酸化栄養素とは、活性酸素を取り除き、酸化の働きを抑える物質のことです。活性酸素は大量に生成されると過酸化脂質を作り出し、動脈硬化やがん、免疫機能の低下、老化などを引き起こします。

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健やかな毎日を送るためには、旬の野菜をおいしくいただき、またバランスの良い食生活、元気にしっかり食べることがとても重要となります。

「夏バテであまり食欲がない」・・・これは栄養不足の赤信号!カラフルな野菜をしっかり食べ、元気な毎日を送りましょうね。