大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

認知症予防サークル「わっこ」でおはぎを作りました

秋の彼岸入り

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お彼岸となりましたね。スーパーやお菓子屋さんにはさまざまなおはぎが並び、おはぎは作らずに「買う」というご家庭が多いのかと思います。

9月19日のわっこでは、昨年に引き続きおはぎを作ろう!ということで今回はパワーアップし、5種類のおはぎを作りました!

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まずはおはぎの歴史や栄養についてお話…。

おはぎの歴史は古く、なんと平安時代にはすでに存在していたとか。

「小豆の赤は災難が降りかからないようにする効果がある」と言われ、邪気や祟りを払うために食べられていたそうです。

 そんなあずきですが、「赤いダイヤ」ともいわれ、ポリフェノールがたっぷり含まれています。ポリフェノールは植物の色素、苦みなどの成分で、抗酸化作用を持っています。

小豆のポリフェノールカテキン、ルチン、アントシアニンイソフラボン

アンチエイジングのほか新陳代謝アップ、美白、更年期障害の軽減などの作用が期待されています。元気な毎日を送るために、ぜひ取り入れたい食品ですね。

おはぎ作り

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まずは「半殺し」にしたもち米を食べやすい大きさに丸めます。

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その上に様々な餡を亀の甲羅のようにのせたら完成です。

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ほうじ茶あん、かぼちゃあん、さつま芋あん、きなこ、ごまの5種類を作りました。

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かぼちゃあんを作る時は、「パッククッキング」を行いました。災害時などにおススメのパッククッキング。沸騰直前のお湯に20分程いれたらホクホクのかぼちゃが完成します。

【かぼちゃあん(おはぎ6コ分)】

かぼちゃ 250g

砂糖 大さじ4

塩 ひとつまみ

↑さつま芋あんは、かぼちゃがさつま芋になります。他の調味料は同じです。

パッククッキングは初めて見る方ばかりで「これは便利だね!」とご好評でした。いつかパッククッキングの調理実習をやろうと思います。

 

「おいしいねー!」ととってもご好評を頂いたおはぎ作り。

また来年もやりますよー!

 

認知症予防サークルわっこは、毎週木曜日午後1:30~3:30まで、大谷地団地町内会館で行っています。

いつでも、誰でも、申し込みの必要なく参加可能です。お近くの方は是非遊びに来て下さい!