大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで脳トレ運動をしました

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軽度認知機能障害回復プログラムなつめで行った脳トレ帯運動

9月最後のなつめでは、身体と頭を使う脳トレ運動を行いました。

本日も見学に来られた方がおり、賑やかに始まりました。

なつめでは必ず「本山式筋力トレーニング」という筋力トレーニングを20分ほど行うのですが、本日はその後引き続きシナプソロジーとコグニサイズを行い、時間いっぱい体を動かしました。

なぜそんなに運動をするかというと・・・。認知症予防に運動は効果があるという研究結果がたくさん発表されています。運動が認知症予防にどのような作用をもたらすかについても次々と明らかになっています。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。
ohyachi-hp.hateblo.jp

運動の中でも、身体を動かしながら体を動かす「デュアルタスク」を使った運動が効果が高いと実証されています。「デュアルタスク」を使った運動は、シナプソロジー・コグニサイズ・ふまねっとが有名です。

今回行ったシナプソロジーは、複数の動作を行う事で脳を混乱させるという脳トレ体操です。混乱する時に、脳が活性化されるということを利用したものです。

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上の写真はボールを使ったシナプソロジーです。

シナプソロジーの良いところは、みんなが上手くいかないので思わず笑ってしまい楽しくなってしまうところですね。場が和むのでその後の運動まで楽しくなります。

シナプソロジーの後はコグニサイズを行いました。

なつめでは、「アタマカラダジム」というプログラムを導入しています。画面の動作に合わせて特定の認知機能を刺激していくプログラムになっています。今回は注意集中・ワーキングメモリー・記憶の
機能を鍛えました。

アタマカラダジムはしっかりと体を動かすことが出来、狙った認知機能に働きかけることが出来るので大変有意義なプログラムです。
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最後に行ったのがコグニサイズの中でも4色ラダーというものを使った脳トレ運動です。

ラダーの中を歩いて行くのですが、指定した色の時だけ足を外に出すなど、脳トレの要素を自在に組み合わせていくことが出来ます。

「黄色の時だけ足を外に出す」という一見簡単な課題でも、いざやってみると案外難しい!皆さん悪戦苦闘しながら頑張っていました。

軽度認知機能障害回復プログラムなつめが「ケア」に掲載されました。

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この度、軽度認知機能障害回復プログラムなつめが北海道医療新聞社の医療雑誌「ケア」に掲載されました。

記者の方が丁寧に担当スタッフの想いを聞いてくださり、私たちが伝えたいと思っていたことを余すことなく書いてくださっています。雑誌の記事になると、自分でも「なんか偉そうなことを言ってしまった!」というちょっと恥ずかしい気持ちにもなりますが、有言実行、記事に恥じないようスタッフ一同頑張ります!

「ケア」は医療機関など様々な場所に置いているので、北海道にお住まいの方で10月号をお見かけした方はぜひお手に取ってください。

軽度認知機能障害回復プログラムなつめは医療法人重仁会大谷地病院で行っています。

ご興味のある方はお問い合わせください。