高齢者のクリスマス事情
12月25日の軽度認知機能障害回復プログラムなつめは丁度クリスマスだし、今年最後のなつめだし、ということでクリスマス会を行いました。
日本のクリスマス会は24日に行うことが多いですね。皆さんに「昨日はクリスマス会をしたんですか?」と聞いてみたところ、どなたもクリスマスらしいことはしなかったようです。
「孫たちは自分たちの家でするしね。」という方、一人暮らしだからクリスマスらしいものを買って食べることもしなかったという方、「今日ケーキ買おうかな。」と言われて初めてクリスマスを意識した方それぞれでした。
高齢のご夫婦や単身家庭になると、クリスマスなど季節の行事から遠ざかってしまうものなのかもしれませんね。
クリスマス会の様子
そこで、なつめではクリスマス会を行いました!
お約束の筋トレの後、ゲームを2種類行いました。ゲームの後は豪華(?)景品も用意しましたよ!
一つ目は「笑点ゲーム」。
手持ちのアイテムカードを使ってトラブルカードに指定されたトラブルを面白おかしく解決するゲームです。「面白い」と認定された回答には座布団がもらえます。
2つ目のゲームは「昭和大スターかるた」
昭和を彩った大スターのプロマイドがそのままかるたになっています。代表曲のサビのフレーズの頭文字を目印に札を探します。
なつめの参加者は70代前半から80代後半と、10歳くらい年齢の開きがありますが、昭和の大スターの事は皆さんよく覚えています。
一枚一枚「あー!!」と歓声を上げ「男前だよね!」「今と全然違うね!」と大盛り上がりでした。
枚数を重ねるごとに、名前を思い出すのも早くなっていきましたね。
楽しくゲームをした後は、ケーキ付のクリスマスの昼食をいただきました。
なつめが始まって半年になりますが、毎回楽しく過ごしていただき、こうして元気に2019年を終えることが出来、本当に良かったと思います。
来年も、なつめで元気に楽しい時間を過ごしていただきたいと思います。