大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

認知症予防サークル再始動!体を整える体操を行いました

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認知症予防サークルわっこが再始動しました!

認知症予防サークルわっこは緊急事態宣言に伴い4月9日以降活動を自粛していました。

 

緊急事態宣言が明け、徐々に活動が再開される中、札幌市からの通達を参考に認知症予防サークルわっこも6月18日、やっと活動を再開しました!

 

まだまだ、地域の集まりに参加するには抵抗があるという方も多いのか、参加者は少なかったのですが、おなじみの皆さんが集まってくださいました。

 

自粛期間中、家に閉じこもりがちになるという方が多く運動不足になっている可能性が高いのでは、と考え、今回は「気持ちよく体を伸ばそう」をテーマに姿勢矯正を目的にした体操を行いました。

 

ドローイングを行いながら、体のパーツを正しい位置に修正していったり、筋膜リリースで縮んだ筋膜を伸ばしたり。

 

各パーツを伸ばしていくたび皆さん気持ちよさそうな顔をされていました。

 

「体も運動不足だけど頭も運動不足!」という声にお応えし、後半は棒を使った風船バレーでコーディネーショントレーニングを行いました。

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思わず立ち上がる皆さん。

 

「左手に棒をもってやってみよう。 」という提案も飛び出しました。

 

続くことなんと116回!

 

笑ったり悲鳴を上げたりしながら、楽しい時間を過ごしました。

 

緊急事態宣言中のわっこの皆さんの様子

緊急事態宣言中どのように過ごしていたのかを聞いてみました。

 

皆さんまじめに自粛生活を送っていて、家からなるべく出ないようにしていたそうです。その中で、日々の日課をしっかりとこなすことを心掛けていたり、運動だけは怠らないようにするなど、健康を維持するために工夫しながら生活されていたようです。

 

ただ、中には自粛生活で心身に悪影響があったことを感じている方もいました。

 

出来るだけ外出をしないようにしていたけれど、町中から人の気配が消えてどこへ行っても誰にも会わない。何かをする気力がなくなってしまった。

 

そんな声を聴くと、感染症対策を徹底すればするほど別の健康被害が出てくる可能性が高いことを痛感しました。

 

新北海道スタイルについて | 経済部経済企画局経済企画課

 

わっこでは、新北海道スタイルを実践し、安全に集まれる場所を提供していきたいと考えています。

 

認知症予防サークルわっこは毎週木曜日午後1:30~大谷地団地町内会館で活動しています。

 

参加費は500円で、申し込みや登録は必要なく、気軽に誰でも参加することができます。

 

参加されるときは、次の事をお願いいたします。

  • マスクを着用してください。お手元にない方は配布いたします。
  •  ご自宅で検温し、熱や風邪症状がある方は参加をお控えください。
  • 会場でも検温をいたします。
  • 会場では参加者名簿にお名前とご連絡先のご記入をお願いいたします。
  • 適時手指消毒や手洗いをお願いいたします。
  • ソーシャルディスタンスにご協力ください。
  • 水分補給をこまめに行ってください。お茶はご用意しています。
  • お茶会は当面中止いたします。
  • 基本的には窓を開けて実施しています。気温に合わせた服装でご参加ください。

 

皆様のご参加、お待ちいたしております。