大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

認知症予防サークルわっこでボッチャ大会が復活しました!

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久しぶりのボッチャ!

認知症予防サークルわっこでは、毎月1回ボッチャを行っていました。

 

ボッチャはボールを使ったカーリングのようなゲームです。東京パラリンピックの正式種目として少しずつ認知度も上がってきましたが、厚別区でボッチャを始めたのはきっとわっこが最初だと思います。

 

毎回大笑いをしながらボッチャを楽しんでいました。

 

新型コロナウイルスでしばらく活動を休止していたわっこ。ボッチャをやってやっといつもの活動に戻ったような気がします。

 

久しぶりのボッチャは、接戦で始まりました。

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点を取られたら取り返す!の繰り返しでどちらが勝つかわからない状態でした。

 

的の白いボールが遠くに置かれた回で状況が一変しました。的に近づけるのが難しいため、わっこのボッチャ大会初の一挙5点という大量得点が生まれたのです!

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固唾をのんで審判の判定を見守るわっこのみなさん。



 

そこから勢いを増した青チームがゲームを制しました。

 

悔しかった負けた赤チーム「負けてあげるのも大変ね。」との言葉にみんな大笑いでした。

コロナ時代球技の感染対策

楽しいボッチャを安全に行うために今回とった感染対策をご紹介します。

 

参加者の検温・手の消毒・換気・ソーシャルディスタンスは毎回気を付けています。

そのほかに、「ボール」という道具を使う上での感染対策です。

 

  • ゴム手袋の着用
  • 使うボールを専用にする(カラーシールで目印をつけ、だれがどの色のボールかを記録。ほかの人が触らないように注意する。)
  • どうしても共有する必要がある白ボールは毎回消毒する
  • 椅子は1メートル離してみんな同じ方向に座る
  • もぐもぐタイムも正面を向く。おしゃべりするときはマスク着用

 

楽しむことと安心・安全は今の時代両立する工夫が必要ですね。