臨床美術「きゅうりの量感画」
軽度認知機能障害回復プログラムなつめでは月に1度臨床美術を行っています。
今回の題材は「きゅうり」です。夏野菜の代表選手といえる「きゅうり」を重さや質感、においなどをしっかりと感じ、表現するプログラムです。
きゅうりはお料理好きの皆さんにとってなじみ深い食材ですね。「ちょっとお塩を振ってからめんつゆにつけるの。」「酢の物にするのが好き。2日に1回は食べてるかな。」と話が盛り上がります。
きゅうりをお料理したことは何千回もあるとおもいますが、絵に描いたことはなかったでしょう。
きゅうりに穴が開くほどしっかりとにらめっこをしながら描いて行きます。
きゅうりの深い緑を表現するのが難しかったのですが、「青をまぜたらいい。」「黒をたしたらいいかも。」とアイデアを出し合い、深い緑を表現していました。
出来上がったきゅうりたちです。
淡い色のキュウリ、曲がったきゅうり、ぼつぼつがしっかりしたきゅうりなど、いろいろなきゅうりが誕生しました。
どれも個性的で、素敵なきゅうりですね。