大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

認知症予防サークルわっこでゲーム大会をしました

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ゲーム大会をしているわっこの皆さんの様子

7月最後のわっこはゲーム大会を実施しました。
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まずは、体のバランスを整える体操を30分ほど行いました。以前も行った、ドローインを取り入れた姿勢矯正体操です。「とても気持ち良かった!毎回でもやってほしい。」というお声を頂き、好評でした。

関節を正しい位置で伸ばしながらドローインを行うと、不思議とどんどん体が心地よく伸びていきます。終わった後、立ってみていつもより重心が後ろにあるような感覚になったら成功です。

ゲームは、新聞紙を使ったものをいくつか行いました。
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チーム対抗戦で、「出来るだけ長くちぎる」「出来るだけ細かくちぎる」「お題の形に加工する」の3種類のゲームです。

皆さん、どうやったら効率よく細かくちぎれるかなど工夫を凝らしながら新聞紙と格闘しました。「まだ新聞を痛めつけるんですか!?」という名言まで飛び出しましたよ。

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そして、最後は巨大ジェンガの出番です!

前の記事に書いていますが、いろいろな刺激が脳に入り認知症予防効果は抜群のゲームです。

はらはら、ドキドキしながらゲームを進めていきました。

わっこの皆さんはコミュニケーション能力が高く、団結力が強いので、いつの間にか勝敗はそっちのけでみんなで協力し合ってジェンガを積み上げていくようになりました。

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その結果、すべてのゲームの合計が同点となり、仲良く引き分けとなりました。