レモンを描く
今回の臨床美術は、残暑を吹き飛ばすようなさわやかな果物「レモン」を題材にしました。
ざるいっぱいのレモンに歓声が上がります。
臨床美術では、モチーフの形だけではなく、においや手触り、色の変化、皮の素材感、そして思い出まで描いて行きます。
そのために、まずレモンを感じていきます。触ったり、においをかいだり。
しっかりとレモンを感じたら、感じたままレモンを描いて行きます。
最初から小さなことにこだわりずぎず、のびのびと形をとらえ、次第にモチーフから感じた色をのせていきます。
どんどん描き進められる人もいれば、迷って手を止めてしまう人もいます。色んな苦労や工夫が、作品に現れていきます。
レモンの特徴を、しっかりととらえた作品が並びました。
どの作品も、個性があって素敵ですね。
作品と一緒に、モデルのレモンをお持ち帰りいただきました。