大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで臨床美術「色のアラベスク」を行いました

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臨床美術「色のアラベスク

12月の臨床美術は「色のアラベスク」というプログラムを実施しました。金色の線が印象的な、クリスマスっぽいプログラムです。

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謎の液体でできた線を頼りに、インスピレーションを感じた色をどんどんと置いていきます。

先月の「いろいろな線と色で遊ぼう」とよく似たプログラムです。黒い紙に縦横無尽に伸びた金色の線を手掛かりに、思うまま空間に色を置いていきます。

色々な線と色で遊ぼうより、色彩が鮮やか。そのせいか、前回なかなか描き進められなかったかたも、どんどん色をのせていくことが出来ました。強烈な色彩が、インスピレーションを刺激したのでしょうか。

クリスマスの音楽にのせて、皆さん絵の世界に没頭していきました。

そして、ステキな作品が揃いました!
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サインを隠し絵のように入れた方もいました。金色を印象的に残した方、白を入れてコントラストを強調した方、水玉模様を散らした方など、それぞれ個性的で素晴らしい作品です。

今年もたくさん、素敵な作品を作りました。


来年はどんな作品が生まれるのか、今から楽しみです。