大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

認知症予防サークルわっこを行いました

自粛生活の中で

札幌は全国的に早い時期から第3波が襲来しました。

連日増え続ける感染者数。毎日「北海道〇人、札幌〇人」と見たことのない多さに驚き、不安と隣り合わせで生活する毎日がずっと続いる状況です。

11月からお休みが続いているわっこですが、24日に30分だけ開催することにしました。もちろん感染対策をしっかりとしています。

お久しぶりに会った皆さん、変わらない笑顔に涙が出そうでした。

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ほとんど同じ町内に住む皆さんですが、いろんな集まりが中止となり、顔を合わせること自体久しぶりだったようです。

この2ヶ月をどう過ごしていたか?をお聞きすることができました。

中には「巣ごもりのはずが、ひきこもりになって、最近は郵便局やコンビニさえも行かなくなった」とおっしゃる方も。筋力の低下が懸念されます。

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この日集まったのは、自粛生活でなかなか体を動かせない皆さんの体を調えるため。そして簡単にできるストレッチをしてぜひ自宅でもやってもらうためです。

首から足首まで十分なストレッチをして体をほぐしました。

 

少しだけじかんがあったので「くつしたまいれ」というゲームを行いました!

50足ある靴下から同じ柄を探して丸めて袋に入れて数を競います。

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結構難しい!はじめにやった方の動作を見て、「こうやった方が良いかな?」と新たな方法を生み出していました!(すごい!)

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柄が違うのは反則(はんそっくす)になりますが、さすが主婦の皆さま、はんそっくすは1つもありませんでした。

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わっこ杯 第1回くつしたま入れ大会は11ソックスを丸めたお二人が優勝です。

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年末なので豪華景品を…。楽しい30分を送りました。

 

北海道は道独自の「特別対策」を取っています。札幌は依然高い数字が出ていますが、全国に比べて減少傾向となっており、道民の努力が少しずつ表れているのかな?と感じています。

それでも、自粛生活は続きます。わっこの皆さんは「クリスマスもお正月もみんなに会えないから、プレゼントもお年玉もみんな送ったの」と言っていました。

来年はお子さんやお孫さんたちみんなで年をこすことを願って。来年も皆さんが元気に過ごせるようにと願ったクリスマスでした。

 

1年間、本当にありがとうございました!どうぞ良いお年をお迎えください。