大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

高齢者地域生活支援プログラムなつめで春のお菓子を作りました

春のお菓子「桜餅」「鶯餅」

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春です。世界中が落ち着かない毎日を送っていますが、それでも季節が変わり、明るい未来へとつながっているんだと、あたたかい日差しを浴びながら思います。

ひな祭りの頃から、店頭には桜餅や鶯餅が並びますね。きれいなピンクや黄緑色のお菓子を見ると「春が来たな!」と嬉しくなります^^

 

ブログの更新が遅くなりましたが、3月のなつめでは「春のお菓子」である、桜餅と鶯餅を作りました。

 

桜餅は道明寺粉、鶯餅は白玉粉を使って、それぞれ電子レンジで加熱して作る方法で行いました!メンバーの皆さんは電子レンジで作る方法が初めてだったので「こんなやり方あるんだねー!」と感心しながら作りましたよ。今ってなんでも電子レンジでできるんですねー。

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分量ずつはかり、丸めていきます。

普段の料理ではあまりしない工程です。手の感触を感じながら、優しく丸めていきます。桜餅は「桜あん」を、鶯餅は「こしあん」を入れました。

 

「鶯餅」の名付け親は豊臣秀吉だとか。

なつめではその日のお菓子を作る時に、そのお菓子のルーツを辿りますが、「そんな昔からあるんだねぇ」と皆さん驚いていました。

「うぐいすって茶色なんですって、きみどり色の鳥はめじろ。だから老舗の和菓子店では茶色のきな粉をまぶしているんですよ」と説明すると「へぇぇ~」ととても感心していました。

 

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桜餅は桜の花びらをのせました。上品なお菓子になりましたよ。

「おいしい!」がたくさん聞こえました。嬉しいですっ(^^♪

 

「おいしい」と感じること、とっても大切です。

春が来ました!元気に食べて、日光を浴び、元気な毎日を過ごしてほしいと思います。