春の食材は芽もの野菜
札幌はすっかり雪がとけました!日差しがあたたかな春がやってきました。
春の食材と言えば何を思い浮かべますか?
北海道は孟宗竹ではなく「笹竹」を食べる文化があります(竹やぶがないので、道産子の管理栄養士は京都で竹藪を見た時に感動しました)。北海道の山菜やアスパラはもう少し先に旬を迎えますが、新玉ねぎや春キャベツは本州から出荷され、今店頭に出回っています。やわらかくておいしいですよね。
旬の野菜は栄養価が高く、春野菜の独特な「苦味」は、「春が来たよ!」と胃腸を目覚めさせてくれます。おいしい時季に野菜の栄養をいただくこと、とても大切です。
春野菜に多く含まれるビタミンやポリフェノールなどの抗酸化栄養素は、アンチエイジングに良いと言われています。抗酸化栄養素の摂取は認知症予防に大切な栄養素です。積極的に摂りましょう。
十分にお話した翌週は、調理実習をしました。
「春キャベツと新玉ねぎのシュウマイ」を作りましたよ。
春キャベツは千切りにして塩もみします。
新玉ねぎはみじん切りにしました。
ひき肉と調味料、新玉ねぎを合わせて丸めます。
これに塩もみしたキャベツと、彩りを良くするのにコーンをのせました。
フライパンに水を張り、蒸し焼きしたら完成です。
キャベツが小玉だったのでちょっと少なかったのが反省点ですが、なんとも春らしい一品が完成しました!(^^)!
季節を感じながら食べ物の栄養をいただき、元気な毎日を送ること。
当たり前のようですが、今の時代には必要なことじゃないかな、と思っています。
まだまだ自粛生活を送っている私たちですが、
遠くの生産者が愛情いっぱいに育てた野菜をいただき、「つながっている」と感じること、
「いつか行きたいな」と希望をもつこと、
「おいしい」と感じること、
大切にしたいことがたくさんあります。
おいしく食べて、元気に活動する!これが認知症の予防に有効です。元気に食べて元気な毎日を送りましょうね!