臨床美術「木の芽のフォルメン」
雪が解け、春の日差しを浴びて新芽が膨らんでくる季節です。今月の臨床美術は、そんな木の芽のふくらみを「フォルメン」という技法を使って表現しました。
実際に、膨らみ始めた木の芽を観察します。
冬の木枯らしや、雪の重みに耐え、あたたかな日差しや空気を感じ、雪解け水の水分を吸って膨らみだした雪柳の木の芽をみんなでじーっくりと観察しました。
そして、木の芽を描いていきます。
最初は細い木の枝も、どんどんフォルメンをしていく事によって、色彩鮮やかになっていきました。
フォルメンとは、最初に描いた形にそって、線をかさねていく技法です。普段ちょっと絵を描くことに抵抗を感じている方でも、やり方が決まっているので抵抗なく進めていくことが出来ます。
そして、だんだんと重ねる色の世界に引き込まれていきました。
今日も素敵な作品が揃いました!どれも個性的で素敵な作品!
これからどんどん進んでいく季節に合わせて、臨床美術を楽しんでいただきたいと思います。