大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

高齢者げんきあっぷくらぶなつめで調理実習を行いました

筋力アップのためには、たんぱく質をしっかりと

ちょっとばたばたしている間に6月が今日で終わろうとしています。

撮りためていた写真をアップします💦

 

6月の調理実習はたんぱく質アップの話をしました。

コロナで筋力が低下している・・・誰もが何となく感じているかなと思います。

高齢者だけでなく、中年層の私も、それを痛感しています。

筋力が低下すると、「虚弱」「老衰」を意味する「フレイル」の危険が高まります。

何となく元気が出ない→動かないから食欲が出ない→食べる量が減った→何となく元気が出ない…という悪循環に陥り、これを放っておくと、要介護状態に陥るのです。

「食欲がない」というのはフレイルや、低栄養状態の危険大!

そして、筋力を維持・アップするためには、筋肉のもとである「たんぱく質の多い食品」を摂取する必要があります。

 

たんぱく質アップの食事とは

たんぱく質の多い食品とは、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品。

1食の食事の中でこれらの食品をしっかりと食べる必要があります。

 

そんな話をしてから、いざ、調理実習をしました。

この卵焼きは「擬製豆腐」というメニューです。

卵の中に豆腐、鶏ひき肉と野菜を入れて焼きました。

普段の卵焼き大豆製品、肉をプラスして、たんぱく質アップ!

出来上がり!

 

もう一品は、なんと、味噌汁にツナ缶を入れました!

ツナ(オイル漬け)は汁を全部入れましたよ。このオイルの中に旨味と栄養がたっぷりつまっています。

ご飯やフルーツと一緒にいただきます!

 

ちょっとした工夫でたんぱく質がアップしますので、

皆さまもどうぞ実践してみてください!おすすめですよ!(^^)!