大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

8月のあれこれ

8月31日はやさいの日

8月のなつめは野菜の日を祝い、野菜の魅力を知り、どのくらい食べれば良いのかを確認し、ブーケサラダのちらし寿司を作りました。

野菜は、アンチエイジングに欠かせない「抗酸化作用」が含まれています。

トマトのリコピン、トウモロコシのゼアキサンチン、なすびのナスニン…

 

これら抗酸化栄養素は、認知症予防にとても重要で、日本で研究されている「久山町研究」や、ヨーロッパの「地中海食」、アメリカの「MIND食」など、どれをとっても野菜の摂取を推奨しています。

 

ではどのくらい食べれば良いか。

厚生労働省などが目標としている量は、成人で1日350gと言われています。

でも毎日いちいち量らない!ので、1食につき両手1つぶん、1日だと両手3つ分、と考えます。

しかし、日本人はどの年代も不足していると言われており、不足している量は小鉢1つ分くらいなんですって。

なので、いつも食べている量に、+1品の小鉢を意識すると良いでしょう。

 

そんな話をなつめでした後は、ブーケちらし寿司を作りました。

金曜日は具沢山の味噌汁も一緒に作り、「いっぱいだねー!」というくらい、盛りだくさんの野菜をいただきましたよー

このお味噌汁、ツナ缶を一緒に入れました。油ごと入れると、これがとっても良い出汁になりました。「すごーい、おいしいねー!」とこの具沢山汁物は大好評でした!

 

わっこでは、ホウレン草のケーキを焼きました。

異例の暑さに見舞われた札幌。本当だったら清田区産のポーラスターを使うはずが、暑すぎて葉物が高騰し、高すぎたので急遽宮崎県産の冷凍ホウレン草を使いました。

「良い色だねー!」と、鮮やかな緑色がとても好評でした。

味も優しい甘さで、子どもにも良いな、という感想でした。

 

近郊の大学から、管理栄養士の実習生が来ており、一緒に参加しました。

野菜のクイズをして遊びました(^^)/

未来の管理栄養士、がんばれ!

 

9月はどんなおいしいものを作ろうかなー