大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

日本精神科医学会学術集会でわっこの実践報告

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今週の認知症予防サークルわっこはお休みでした。

というのも、わっこ担当管理栄養士と認知症予防専門士が揃って日本精神科医学会学術集会に出席していたからです。

管理栄養士の谷さんは当院デイケアの栄養指導の経過を報告しました。栄養バランスは認知症予防だけでなく精神科の患者様の健康を守るためにも大切です。

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もちろん、わっこの活動も報告させていただきました。病院職員が地域で毎週認知症予防活動を行うのはまだまだそれほど多くありません。

今回発表のために今までの経過を振り返ってみて、あらためて感じた事がいくつかありました。

わっこは週に一度ですし、皆さん必ず毎週来られる訳ではありません。でも、ファイブコグスクリーニングテストの結果は確実に向上しています。人が集まって交流することの大切さをあらためて感じました。

開始当初は、ちょっと難しい内容が多かったかもしれません。担当スタッフは力が入りすぎていたり、多少「してあげている」というような上から目線があったかもしれません。

でも今は、参加されている皆さんの力を借りて運営させて頂いていると感じています。

何よりも「楽しい❗」と感じる事が大切です。楽しい時間は参加者の皆さんの温かい人柄が繋がってできるものです。

これからもずっと長くわっこを続けていると、中には認知症に近づいて行く方がいるかもしれません。それでも、1人でもたくさんの皆さんが少しでも長く住み慣れた場所で豊かに生きて行くことを支えて行けたらと思いました❗

来週7月11日のわっこは臨床美術です。皆さんお馴染みの食材「玉ねぎ」を描きます。

大谷地団地町内会館で1時30分から3時30分まで行っています。申し込みは不要です。参加費は500円です。

皆さんお気軽にご参加ください。