大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで「食物繊維」のお話と、「秋の3色おはぎ」を作りました。

第六の栄養素「食物繊維」

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食物繊維と聞くと、ふきやごぼうの繊維質を想像すると思います。そうです、あの繊維です。

昔は食材のカスなんて言われ、栄養なんて全然入っていないような扱われ方をしていた食物繊維。しかし研究が進むにつれて様々な効果がわかり、今では「第六の栄養素」と呼ばれるようになりました。

食物繊維の魅力

食物繊維は「炭水化物」に分類されます。炭水化物のうち、「ヒトの消化酵素では分解されにくい、難消化性成分の総称」とされています。

多くは野菜などの植物やきのこ、海藻などに含まれ、水に溶けている水溶性と、水に溶けない不溶性に分類されます。さらに人工的に作られたものもあり、最近多く出回っている「糖の吸収を緩やかにする」とうたわれているトクホの飲料などにも多く使われています。

 

そんな食物繊維は、腸内環境を整える働きがあります。便秘の改善はもちろんのこと、免疫力を高め、感染症の予防にも重要です。

そして、食後血糖値の上昇を緩やかにする、コレステロールの排出をするなど、生活習慣病の予防にも効果を発揮します。

現代人に不足している食物繊維を摂取するには、野菜、海藻、きのこ、こんにゃくをたっぷり食べること。果物も1日1回くらい食べると良いでしょう。

 

食物繊維たっぷり、3色おはぎ

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第3週目にお話しした内容を踏まえ、第4週は調理実習です。

食物繊維たっぷりなおはぎ、普通とはちょっと異なります。

まずはごはん!もち米、精白米と一緒に炊いたのは十六穀。

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もち米4合、米1合に、十六穀を60g入れて炊くとこんな感じ。お米はもちろん、北海道産です。

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それを半殺しにします。半殺し…言葉にするとちょっとこわい…

それを3つ丸めました。

あんこは粒あん、かぼちゃあん、さつまいもあんです。

粒あんは時間の関係で、管理栄養士が厨房で炊きました。手作りあんこ、これも北海道産小豆を使いましたよ!

かぼちゃとさつま芋は、それぞれ400gを角切りにして茹でるかレンジで加熱し、60gの砂糖と一つまみの塩を入れてつぶし混ぜていきます。

あんができたら丸め、完成です。

「あーできたー!おなかすいたー!」と皆さん笑顔。

 

「こんなおはぎ初めて食べたよ」

「最近は全然作らなくなったから久しぶりで楽しかった」

など、驚きや楽しかったという感想をたくさんいただきました。

 

たまにはこんな風にして、おいしく食べながら食物繊維をたっぷり摂るのも良いですね!旬の食材を使いながら、元気に食べて健やかな毎日を送りましょう!

 

「おいしい」は人を幸せにします。

おいしく食べることが、健やかな未来に繋がっていきます。

さて、来月は何を作ろうかな、今から楽しみです^^