大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

北海道はコロナ集中対策期間中・・・だからこそわっこやります!

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コロナ集中対策期間中にできること

新型コロナウイルスが北海道で発生して、もう1年以上になります。全国に先駆けて感染者が拡大し、道独自の緊急事態宣言や、コロナ集中対策期間を設けて積極的に新型コロナウイルス対策を行ってきた北海道。

 

そのかいあって、感染者もかなり減ってきました。そんな中、先日道独自のコロナ集中対策期間を3月7日まで延長することが決まりました。

 

この集中対策期間が始まったのは11月7日からです。3月7日まで、まるまる4ヶ月、自粛期間が続くことになります。

 

北海道の高齢者の皆さまは本当にまじめで、自粛期間中は出来るだけ家に閉じこもっているという方が本当に多いのです。わっこに来ている皆さんも、ほぼ全員ほとんど外出しないし人にもあわないという方ばかり。

 

札幌市からは、介護予防事業など、高齢者の地域の集まりを自粛するよう要請しています。わっこも、本来ならば活動自粛するべきなのかもしれません。

 

しかし、活動の機会がなくなることで、コロナに罹らなかったのに健康を害した、という方が実際に増え、「コロナが無ければ入院するような事態にならなかったはず。」という患者様を目の当たりにし、「何もしないわけにはいかない!」と強く感じるようになりました。

 

幸い、わっこを開催している大谷地団地町内会館は広い場所で、窓や換気扇もあり換気がしやすいです。広い場所のわりに参加者は控えめ(笑)。

 

換気と感染症対策を徹底し、30分の短時間軽く体を動かす機会を設けることにしました!

集まるっていいな!

いつもは毎週木曜日、2時間実施しているわっこですが、第2・第4木曜日の30分間の開催です。会費500円は無料にしました!

 

そして1月28日。

 

いつものみなさんが集まってくれました!

 

前回12月24日にも30分の会を実施したので、約1ヶ月ぶりです。「2年ぶり!(に感じる!)」と言いながらやってきたかたもいました。

 

皆さん、ご近所なのに普段全く顔を合わさなかったとのこと。顔を合わすなりおしゃべりに花が咲きます!

 

もう、何もしないでおしゃべりだけでもいいかしら、と思うくらい。

 

人って、会っておしゃべりをするっていうことが本当に大切なんだなーと実感しました。

もちろん、おしゃべりだけではなく、体操もしましたよ。

 

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関節の位置を修正し、身体のコンディションを整える体操。

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楽しく頭を混乱させるシナプソロジー

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全身ジャンケン!

 

大笑いしながら脳トレ体操をし、「すっきりしたー!」という感じで終了しました。30分はあっという間ですね。

 

早く、いつものわっこに戻る日を待ちつつ、とりあえず2月は18日・25日13:30~14:00、大谷地団地町内会館で参加費無料で開催致します。

 

申し込みは不要!だれでも参加可能です!