大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

高齢者元気あっぷくらぶなつめで上巳の節句を楽しみました

3月3日は上巳の節句

少しずつ雪解けが進み、2月末の天気はとてもよく、春が近づいているなぁと感じる札幌です。

3月3日はひな祭り、上巳の節句ということで、2月最終週のなつめでは節句を楽しもう!という調理実習を行いました。

水曜日はお花型、金曜日は菱型にしたちらし寿司を作りましたよ。

菱餅の「ひし」は、菱の実の形だったこと、健康長寿や厄除けを願い、節句という行事になったこと、それから、どうしてちらし寿司や菱餅、ハマグリのお吸い物、白酒を飲むようになったのかーーなど、上巳の節句の歴史などをお話ししました。

5月5日が端午の節句だったことから、3月3日が女の子の節句になったこと、桃の花は厄除けとしても考えられていたことなどもお話しすると皆さん「へぇーそうなんだ」と興味深く聞いてくださいました。

 

ちらし寿司は3色にしました。菱餅の色とおなじく、一番下が緑、真ん中が白、一番上が桃色です。

水曜日のなつめでは、緑色をほうれん草で表しました。

これをお花の金型に詰めていきます。

白色には人参と椎茸のちらし寿司、桃色はサケフレークを入れました。

炒り卵を作り、飾りにはチーズのお花をのせました。

「かわいー!」「食べるのがもったいない!」と皆さん。

一足早く、ひな祭りを楽しみました。

 

金曜日は牛乳パックを使って、ひし形に仕立てましたよ。

こちらはもう一品作るため、少し簡単に。緑は青のり、白はちらし寿司の素、ピンクは桜でんぶを混ぜて作りました。ピンクのお花はハムをかたどりました。

もう一品は、酒かすを使って「粕汁」を作りました。

鮭か豚肉か迷って豚肉にしました。

栄養たっぷりの粕汁の完成。「良いにおい!」と笑顔。

メンバーさんの中には「3月4日が誕生日なの。先にお祝いしてもらったみたいで嬉しい!」とおっしゃる方もいました。

 

食べものの力は本当にすごい。

食を通して、喜びや幸せを感じることができます。

そしてみんなで作って食べる食事は各段においしい。

普段食が細い方も「今日は全部間食しました!」と笑顔になるのです。

 

栄養のチカラを感じながら「おいしかったねー!」をたくさん聞いた上巳の節句でした(*^^*)