大谷地病院認知症疾患サポートセンター便り

大谷地病院認知症疾患サポートセンタの活動をご紹介します。

軽度認知機能障害回復プログラム なつめ

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで「野菜の日」についてお話しました

記録的な猛暑が続いている日本。北海道は本州よりも涼しい日々を送っていますが、それでも「暑いねー」という毎日です。 8月4日は何の日? さて、8月は栄養士にとって記念すべき日が2つもあります。 一つは8月4日。何の日かご存じでしょうか? 答えは…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで風船バレーをしました

今月の脳トレ体操 軽度認知機能障害回復プログラムなつめでは、月に一度運動を使ったプログラムを実施しています。シナプソロジーやコグニサイズなど、認知症予防ではおなじみの運動に加えて、コーディネーションを意識した運動も取り入れています。今月は、…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめでブロッコリーを描きました

色鉛筆で描くブロッコリー 軽度認知機能障害回復プログラムなつめでは毎月臨床美術を行っています。8月の題材は「ブロッコリー」です。 ブロッコリーを、身近な画材である色鉛筆で描きました。ブロッコリーの旬は、初夏と冬だそうです。北海道は、夏が収穫期…

第5週目のなつめはお楽しみの会

5週目の軽度認知機能障害回復プログラムなつめ 大谷地病院デイケアで毎週行われている軽度認知機能障害回復プログラムなつめは、第1週目は臨床美術、2週目は脳トレ体操、3週目は栄養講座、4週目は調理というように、週毎に内容が決まっています。 ところが、…

軽度認知機能障害回復プログラム「なつめ」で夏野菜のオイルパスタを作りました

夏が旬の野菜を使って 先週のなつめでは、夏が旬の野菜について学びました。 そして今週は、おいしく実った夏野菜を使って、オイルパスタを作りました! ズッキーニ、なす、ミニトマトを食べやすい大きさに切ります。たんぱく質の食品はベーコンにしました。…

軽度認知機能障害回復プログラム「なつめ」で夏を元気に乗り切る栄養の講話を行いました

夏が旬の野菜 夏野菜と言えば、何を思い浮かべますか? 7月15日のなつめはこの問題から始まりました。夏野菜と言えば…夏野菜は「ぶらり野菜」です。きゅうり、なす、トマトなど、実がぶらりとなる夏野菜はビタミン類と水分が多く含まれ、体を冷やす野菜と…

高齢者地域生活支援プログラムなつめでおやつ作りを行いました

夏の訪れをお菓子で 北海道にも夏がやってきました。 毎月第2週目はおやつ作りのプログラムですが、「あんこが食べたいよね」というご要望にお応えし、夏のお菓子を考えて・・・ クリーム白玉あんみつ クリーム白玉あんみつ!アイスクリームと白玉とフルー…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで臨床美術「きゅうりの量感画」を実施しました

臨床美術「きゅうりの量感画」 軽度認知機能障害回復プログラムなつめでは月に1度臨床美術を行っています。 今回の題材は「きゅうり」です。夏野菜の代表選手といえる「きゅうり」を重さや質感、においなどをしっかりと感じ、表現するプログラムです。 きゅ…

軽度認知機能障害回復プログラム「なつめ」でパッククッキングを行いました

パッククッキングとは 調理実習をするにあたり、多数決をして決まったのがパッククッキング。 パッククッキングとは、ポリ袋に食材や調味料を入れて、鍋で湯煎をして加熱調理をする方法です。災害時に役立つ調理法として知られていますが、1つの鍋で複数の料…

軽度認知機能障害回復プログラム「なつめ」で栄養クイズを行いました

クイズを解きながら理解を深めよう! なつめの第3週目は栄養に関するお話です。 普段は管理栄養士が大切なことをお話しする「講話」形式で進めていくのですが、今月は2人ペアでチームとなり、クイズをしていきました。 解く問題は12問!2人で相談し合って…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめでコーディネーショントレーニングを実施しました

コーディネーショントレーニングとは コーディネーション能力という言葉を聞いたことはあるでしょうか。 コーディネーション能力は「体を巧みに動かす能力」と言い換えることが出来ます。その場の状況に合わせた最適な動作をスムーズに動かす能力です。この…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで臨床美術「朝日」を実施しました

臨床美術「朝日」 今回の臨床美術プログラムは、高齢者向けシリーズの中の「朝日」というプログラムでした。高齢者の皆さんには、これまでの人生の中で様々な「朝日」に出会ってきたはず。嬉しい事があった朝、希望に満ちた気持ちで迎えた朝、悲しくて泣きな…

軽度認知機能障害回復プログラム「なつめ」で栄養のお話をしました。

パンに合う献立を考えよう 感染者数がなかなか減少せず、自粛生活が長く続いていた北海道。都道府県の中で唯一第二波を経験した私たち。今後も第三波という不安を抱えながら生活を送らなければなりません。しかし、恐れているだけでは何も変わらない!明るい…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめでシナプソロジーを実施しました

シナプソロジーで脳トレ&運動! 軽度認知機能障害回復プログラムなつめで運動と脳トレのプログラムを行っています。毎回必ず「本山式筋力トレーニング」を実施するのですが、今回は筋トレにプラスしてシナプソロジーを「しっかり」行いました。シナプソロジ…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで臨床美術「紙素材で作る立体 筍」を実施しました

北海道にはなじみの無い「筍」 軽度認知機能障害回復プログラムなつめはゴールデンウィークが水曜日を直撃し、2回続けてお休みでした。その上、新型コロナウイルスの影響で札幌市はまだ緊急事態宣言が続いています。久しぶりのなつめは、いつもの約半分の方…

軽度認知機能障害回復プログラム「なつめ」で調理実習を行いました

おなか元気!フルーツヨーグルト 皆さんは日々感染症予防をしている毎日だと思います。 手洗い、3密を避けるなど、色んな感染症対策をしていると思いますが、自身の体調管理は毎日の食事から。3食バランスよく食べて、健やかな毎日を送ることが何より重要…

高齢者地域生活支援プログラムなつめの特徴その2:臨床美術

臨床美術とは 大谷地病院で4月より始まった高齢者地域生活支援プログラムなつめでは、月に1回臨床美術を行っています。 臨床美術というのは、美術家と医師が共同で開発した美術を使った芸術療法プログラムです。臨床美術プログラムに基づいて絵やオブジェを…

高齢者地域生活支援プログラムなつめの特徴その1:あへあほ体操

あへあほ体操とは 大谷地病院で4月より始まった新しいデイケアプログラム「高齢者地域生活支援プログラムなつめ」では、午前に「あへあほ体操」を行っています。 「あへあほ体操」というのは、しものまさひろさんが考案した「ドローイン」という方法を使った…

軽度認知機能回復プログラム「なつめ」で栄養の講話を行いました

免疫力を高めよう 今、世界中が見えないウイルスに混乱し、不安な毎日を過ごしています。先の見えない不安、いつ自分の周りに感染者が出るかという不安、もしかしたら自分もかかるのではないかという不安・・・ ですが、なつめの皆さんは「みんなと会えると…

高齢者地域生活支援プログラム「なつめ」でお菓子作りを行いました

春の便りを待ちわびて 高齢者地域支援プログラムなつめが始まって、初めてのお菓子作りプログラムです。 担当スタッフ(管理栄養士)はこのプログラムを楽しみにしていました!お菓子作りを皆でできるなんて…! 不安な毎日が続いていますが、ふと気づくとつ…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめでボールを使ったシナプソロジーを行いました

ボールを使ったシナプソロジーとは シナプソロジーは基本動作に数種類の動作を組み合わせ、頭を混乱させることで認知機能を向上させる脳トレ体操です。高齢者だけではなく、スポーツ選手や幼児教育の場面でも活用されています。 シナプソロジーはとても種類…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで臨床美術「バナナを描く」を行いました

「バナナを描く」を行っているなつめの皆さんの様子 軽度認知機能障害回復プログラムなつめでは、第1週目に臨床美術を行います。 本日のお題はみんな大好きな「バナナ」です。皮を向いたらすぐに食べられて甘くておいしくてお腹が満たされるバナナ。なつめの…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめが再開しました

なつめの再開について 大谷地病院で実施しているショートケア「軽度認知機能障害回復プログラムなつめ」は、2月26日から開催を見合わせていました。 理由はもちろん、新型コロナウイルス感染症感染拡大によります。 北海道知事から週末の外出自粛要請が出…

高齢者地域生活支援プログラムなつめが始まりました

高齢者地域生活支援プログラムなつめの目的 大谷地病院では昨年6月から、「軽度認知機能障害回復プログラムなつめ」というショートケアを実施しています。 MCIの方の認知症への移行を予防することや、認知機能の維持を目的としたプログラムです。 MCIの方を…

軽度認知機能障害回復プログラム「なつめ」で「合言葉は”まごたちわやさしいばい”」の栄養講話を行いました

合言葉は「まごたちは(わ)やさしいばい」 今日本では栄養失調が問題になっています。 この飽食の時代に…です。コンビニやスーパーに行けばすぐに食べられるものがあり、ドラッグストアでさえ、パンやヨーグルトが売っているのに…です。 中年期はメタボリッ…

軽度認知機能障害回復プログラム「なつめ」で冬野菜の味噌ミルクスープを作りました

冬野菜を食べよう 先週のなつめでは、冬野菜の栄養について学びました。 ohyachi-hp.hateblo.jp 今が旬の食材を使って、この日は調理実習です。なつめの管理栄養士は北海道産の食材を使うことも大切にしています。北海道にはおいしい食べものがたーくさん!…

軽度認知機能障害回復プログラム「なつめ」で「冬野菜の栄養を知ろう!」を行いました

冬野菜食べていますか? 今年のお正月は9連休もあり、おせちやお雑煮、お寿司などたくさんおいしいものを食べ、楽しく過ごしたなつめの皆さん。あっという間に1月が終わろうとしていますが、この日は冬の野菜の栄養について学びました。 この冬は雪が少な…

軽度認知機能障害回復プログラムなつめで臨床美術「描き初め」を行いまいした

臨床美術「描き初め」とは 今年最初のなつめは、「描き初め」でした。「書初め」の書き間違いではありません。「描き初め」です。臨床美術プログラム「描き初め」は日本語の文字を書くわけではありません。英語でもありません。もちろんフランス語でもありま…

軽度認知機能障害(MCI)回復プログラムでクリスマス会を行いました

高齢者のクリスマス事情 12月25日の軽度認知機能障害回復プログラムなつめは丁度クリスマスだし、今年最後のなつめだし、ということでクリスマス会を行いました。日本のクリスマス会は24日に行うことが多いですね。皆さんに「昨日はクリスマス会をしたんです…

軽度認知機能障害回復プログラム「なつめ」で「抗酸化栄養素」の講話を行いました。

動脈硬化と認知症 「動脈硬化」とは、動脈の壁が厚くなったり硬くなったりして、本来の構造が壊れ、働きが悪くなることを言います。この状態と認知症がどう結び付くかと言うと、動脈硬化により脳の血管が詰まると「脳血管性認知症」と原因となります。 また…